こんにちは、元介護職員、在宅でお仕事しているゆるふわです!
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デイサービスにおける体操の効果
- 生活能力の自立に向けた身体機能の維持・向上
- 運動習慣を身につける
- 仲間と一緒に運動することで孤立感を解消する
- 日常生活の楽しみを提供する
一般的に、このような効果が見られるといわれています。
父のように、もともと運動の習慣がある人なら
ケガや病気で入院しても、他の高齢者の方と比べると
自分で運動をしようと意識して、徐々に運動を生活に取り入れていきますが
人間は、1人では 特にやりたくないことを継続するのは難しいです。
そんな時に、デイサービスは他者がいるおかげで、自分もやるかと
思わせることが可能です。
日々、意識してなにもしなければ、筋力低下や筋肉が痩せたり、
関節の動く範囲、可動域が小さくなっていきます。
出来るときだけでも、椅子にしっかり腰かけて、
ラジオ体操をはじめるなど、無理のない範囲で
からだを動かすことは大事な習慣です。
ただ、やりすぎは逆効果になるので、そのバランスも大事です。
運動を始める前に
安定感のある、ご自身の足が床に着く椅子を用意します。
※体調に少しでも異変を感じたら、やめて休んでください。
深呼吸をしっかりゆっくりおこないます。
おへそに両手をあて、お腹の膨らみ、凹みを意識して
大きく深呼吸を意識して行うだけで、腹筋を鍛えることができます。
腹式呼吸を意識することで腹筋や、インナーマッスルを鍛え、
立位姿勢や座位姿勢の「安定感を高める」バランスが整う効果も期待できます。
10回くらいを目安におこないます。
「首」のストレッチ
「首」のストレッチから始めていきます。
首には、①前に倒す、②後ろに倒す、③右を向く、
④左を向く、⑤右横に倒す、⑥左横の倒すの6方向の運動があります。
首の体操は、この6方向の全てのストレッチを行うことができます。
それぞれ10回を目安にゆっくり、呼吸をとめずにおこないます。
「肩」のストレッチ
「肩」のストレッチをします。
肩は、①前に上げる、②後ろに引く、③真横に挙げる、④内に閉じる、
⑤すくめる、⑥落とす、⑦水平に内側、⑧水平に外側の8方向の運動があります。
肩の体操は、この8方向のすべてをストレッチすることができます。
年齢とともに何もしないでいると、胸や肩の柔軟性や可動域、筋肉量の低下で
猫背や肩が上がりにくくなっていきます。
10回を目安にゆっくり、呼吸をとめずにおこないます。
「指」のストレッチ
「指」のストレッチをします。
腕を前ならえのように水平に上げます。上げた状態で指をグーパーします。
この時、しっかりグーで握る、できる限りパーで広げるを意識して行います。
意識して、ゆっくり行うと効果的です。
1回、腕をおろし、10秒くらいブラブラゆすります。
次は、腕はまた前ならえで手のひらを下に向けます。
親指から、ゆっくり円を描くように回していきます。
右回り5回、左回り5回をできる限り大きく回します。
すべての指を回していきます。できる限りゆっくりした方がいいですが
腕が疲れてきます。ご自身にとって、程よい速さで回していきます。
腕をおろし、10秒くらいブラブラゆすります。
最後は、指と指を広げて指の先だけで押し合います。
10回押し合います。しっかりゆっくり押し合いましょう
この時も、呼吸は止めずにおこないます。
上半身をひねります
出来る限り、後方を振り向くようにしっかりと上半身を捻りを加えていきます。
息を吐きながら、上半身をゆっくり10秒くらいかけて捻っていきます。
反対捻りも同じようにゆっくり10秒くらいかけて捻っていきます。
左右捻り、5回ずつ息を吐くことを意識しておこないます。
腰の柔軟性を上げて、バランスを整えるのにも有効的です。
上半身 ゆるふわまとめ
毎日、習慣化することをおすすめしますが、
からだを動かす習慣は、1日ではできません。
体調のすぐれない日は、お休みしてください。
そこで無理をすると、せっかく整い始めたからだが寝込むことにより
マイナスからの再スタートになってしまうと
モチベーションが下がってしまいます。
最初は、やれそうな日にだけやる。
ここからで十分です。
まずは、自分のからだを大事にすると決めた自分を褒めてください。
1日でも、出来た日は、さらに褒めちぎってください。
継続出来た日には、自分で自分にご褒美でもあげちゃいましょう♪
自分のために、美味しいお茶でも淹れてあげてください。
自分の事は自分で、からだも心も整える。
ここが、はじまりです。
今日も、読んでいただき、ありがとうございました。
元介護職員、在宅でお仕事しているゆるふわでした。
次回は、下半身になります。