健康長寿の100歳の共通点

介護

こんにちは、元介護職員、在宅でお仕事しているゆるふわです!

↓前回の話はこちらからどうぞ↓

認知症のご近所さん地域で何かできることはないのであろうか

有料老人ホームの100歳

当時、99歳でオリンピック開催を楽しみにしていた恵子さん(仮名)

手先が器用で、編み物を毎日されていました。

施設で出る、ゴミという名のビニール紐を編んで、バッグやクッション

作れないものは、ないのでは?!というくらい多彩に作っていました。

恵子さんは、99歳で編み物、ナンバークロスワードパズル、新聞を読み

花に水をあげ、少しの汚れなら自分で洗濯もする。

恵子さんは、人とお話しするのも大好きです。

1人お部屋にこもって、黙々と作品を作ったり、問題を解いたり

横にはならず、椅子に座り何かをしておられました。

私が施設で出会った頃は、自力で歩けていたが、時々、入退院しては車いすになるも

自力で出来るだけ歩こうとする。これが健康長寿の秘訣です。

介護員泣かせでもありますが、自分でやるんだという気持ちが強い人

100歳で健康長寿の方の共通点1つです。

100歳の健康長寿の方の共通の悩み

恵子さんは、からだの調子が悪くなると、心が弱くなります。

私たちでも それは同じなのですが、こう話し始めます。

「なんで、死なないんだろうね、周りの人は死んでいくのに」

からはじまり、身の上話をはじめます。

時間のゆるす限り、聞くために 業務をどれだけ効率的に終わらせるか

それをしないと、1フロア1人で18人みる日もあったので、

そういう日は、こういうお部屋には訪室せず、ちょっとドアあけて

覗いて状況確認するだけにしています。

長くなるのが、わかっているので、人がいるときは

できる限り、いろんな入居者様と話をする時間をつくるを私はしていました。

介護施設は入居者様にしたら 家だと思うのです。

なので、会話をすること、笑いあうこと 大事だと思うからです。

私が、他の施設も含めた100歳以上の意思疎通できる方を対象に

かならず、からだの調子が少し悪くなるとこのような会話がでてきます。

100歳ならではの悩みであり、不安を緩和するには

コミュニケーションかなと私は思ってお仕事していました。

別の100歳さんもご紹介しましょう

同じく有料老人ホームに入所されていたミノさん(仮名)

100歳は、請求書をご自身で管理されていました。

虫眼鏡で請求書をくまなく確認するのです。

何か気になる点があると、すぐに職員に声をかけます。

介護職員は請求書の詳細は、回答しかねるので、

ケアマネージャーをお呼びして、説明していただきます。

1つ1つを自分で理解しようとする姿勢が100歳健康長寿の共通点2です。

他人任せにせず、自らも理解しようとする、もしくは、

何にでも興味関心をもっていることが健康長寿共通していると感じました。

ミノさんは、週に一回の職員代行買物を利用し好きな食べ物をオーダーします。

マシュマロ、ビスケット、紅茶、ベーコン、チーズ、ささかまぼこなどを常備されていて、

施設の献立はほぼ食べずに、好きなものだけ食べるを徹底していました。

何でも食べる方、もしくは好きなものを好きなだけ食べるのも健康長寿の共通点3です。

ミノさんのように、自分の食べたい食べ物が自分でわかり、

自分にとっての適量が自分でわかりながら、美味しく食べている。

本来、自分のからだに必要な食べ物は、自分でわかるそうです。

それをまさに実践されているミノさんでした。

それと、身だしなみにもこだわっていました。

私が施設に来た頃は、化粧をご自身で毎日されていました。

ご自身で、髪を結い食事時間に合わせて、ゆっくりとお部屋から

出てきて、声をかけずとも 食堂にいらしていました。

あるとき、転倒してしまい骨折。少し入院して車いすになりました。

化粧はしなくなりましたが、服へのこだわりは健在でした。

身なりにこだわりを持つことも健康長寿の共通点4だと思います。

もちろん、車いすにはなってしまいましたが、トイレで排泄し

棒を持って、立つという動作ができるようになるのに 早かったと思います。

夜は危ないとご自身で理解されていて、オムツを使用していますが

日中は、パットをぬらすこともなく、トイレあるなしを答えてくれます。

自分で排泄にいくぞ!と思うことも健康長寿の共通点5になると思います。

まとめ

100歳の健康長寿でいる方の共通点は

自力で出来るだけ歩こうとする

1つ1つを自分で理解しようとする姿勢

何でも食べる方、もしくは好きなものを好きなだけ食べる

身なりにこだわりを持つ

自分で排泄にいく

それぞれ、育った環境や今までやってきたお仕事など

違いはあれど、この5つは共通していたと思います。

下半身の筋肉量は、健康長寿には欠かせません。

よく話をし、笑い、手先を使い、何にでも興味を持ってやってみる

何かこだわりを持って生きる。

10年後の自分のために、今自分ができることを

私は、意識して 在宅のお仕事になった今も気を付けて

生活に取り入れています。

どうせなら、健康長寿でありたいですから♪

今日も、読んでいただき、ありがとうございました。

元介護職員、在宅でお仕事しているゆるふわでした。

次回に続きます。

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